日本通運が中国・武漢で物流拠点新設、アパレルなど消費財の国内物流対応拡充

日本通運が中国・武漢で物流拠点新設、アパレルなど消費財の国内物流対応拡充

2・4万平方メートルでスタート

日本通運は12月17日、中国の現地法人「日通国際儲運有限公司」が中国・武漢で物流拠点を新設したと発表した。11月にアパレルの国内物流拠点として本格稼働を開始した。

新拠点は鉄骨造の平屋建てで延べ床面積は2万4000平方メートル(稼働開始時点)。フォークリフト12台やRFID 読み取り機11台を導入、24時間守衛を実施している。

中国では経済発展に伴い内陸部の住民らの購買力が上昇、アパレルなど消費財の流通量が急増している。内陸部の交通の要所となっている武漢に拠点を構え、同種のアパレルを扱う沿岸部の広東省東莞市の拠点から熟練スタッフを派遣し、高品質の物流サービスを提供できる体制を整備した。

今後は新拠点を足が掛かりに、日用雑貨やアパレルなど消費財の物流需要を取り込みたい考え。中国国内トラック輸送網や店舗向けルート配送網を整備する。


施設の外観(以下、いずれも日本通運プレスリリースより引用)

施設内の様子

(藤原秀行)

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