コロナ禍でネット通販利用拡大、年間通じプラス確実に
日本郵便が1月4日発表した2020年11月の郵便物・荷物の引受物数によれば、荷物のうち「ゆうパック」は前年同月比7・6%増の8777万2000個となり、13カ月続けて前年実績を上回った。
ゆうパックの中でも特に小型荷物に特化した「ゆうパケット」は2・6%増の3535万個だった。新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が広がったのを契機にインターネット通販の利用が盛り上がっていることが、ゆうパックの好調さにつながっている。増加する物量に対応した業務効率化が引き続き課題となりそうだ。
ゆうパックは20年1~11月の累計でも前年同期比17・5%増の7億3792万5000個、このうちゆうパケットは26・6%増の3億4836万8000個で、年間を通じてプラスになることが確実だ。
11月の郵便物はトータルで前年同月比8・5%減の11億2863万3000個、ゆうメールは10・8%減の3億1059万2000個にとどまった。
(藤原秀行)
詳細なデータはコチラから(日本郵便プレスリリース)