【新型ウイルス】ワクチン輸送・保管へ極低温冷凍庫1万台確保

【新型ウイルス】ワクチン輸送・保管へ極低温冷凍庫1万台確保

河野担当相、自身のツイッターで情報を積極発信

新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に関する調整を担う河野太郎規制改革担当相は1月19日以降、自身のツイッターアカウントで、ワクチンに関する情報を積極的に発信している。同21日朝には、最初に日本国内での接種開始が見込まれている米ファイザーのワクチンに関し、マイナス70度で輸送・保管することが必要なため、極低温冷凍庫を1万台確保する計画を公表。「まず3月末までに3370台を順次配送していく」とスケジュールを明らかにした。

ワクチン担当就任の発表直後には、自身の役割に関し、ワクチンのロジ(準備)を担当し、政策は引き続き田村憲久厚生労働相と西村経済財政担当相が担うと強調。「ワクチンや注射する医師は厚生労働省、冷蔵庫は経済産業省、物流は国土交通省、使った針などは環境省、学校を使えば文部科学省、自治体の関係は総務省、予算は財務省などと調整して進める」と具体例を挙げながら説明している。

 
 

1月20日には、ファイザーとワクチン供給で正式に契約したと発表。同21日には、日本のワクチン接種についてはファイザー、モデルナ、アストラゼネカの3社から供給を受ける予定で、このうちファイザーの分を先行して準備を進めていることも説明した。

併せて、ファイザーのワクチンは欧州の工場から航空便で輸送するため、工場から日本国内の空港の保税エリアへの搬入まで国際輸送の検証をしたと報告した。

(藤原秀行)※写真は首相官邸ホームページより引用

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