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パナソニック、真空断熱保冷ボックスのレンタルサービス開始

パナソニック、真空断熱保冷ボックスのレンタルサービス開始

第1弾はスズケンと協働、医薬品・ワクチン向けに提供

パナソニックは3月2日、世界で初めて非接触(ワイヤレス)給電技術を使い、断熱性能の良否を判定できる真空断熱保冷ボックス「VIXELL(ビクセル)」のレンタルサービス事業を始めると発表した。

VIXELLはパナソニックが特許を取得している継ぎ目のない一体成型の真空断熱筐体(VIC)を採用。冷気漏れを抑える高断熱構造のため、マイナス75度からプラスマイナス15度の状態を最長で18日間維持できるという。蓄熱ユニットを取り換えればマイナス20度以下、2~8度、15~25度とさまざまな温度帯に対応することが可能。

一般的な真空断熱パネルとは異なり、アルミフィルムを使っていないため通信用の電波や磁界を通し、IoT(モノのインターネット)機器を活用しやすいのが特徴。VICは非接触給電技術を生かし、無線真空度センサーユニットを内蔵しており、専用の検査台にボックスを乗せると真空状態を把握、仕様前に断熱性能の良否を判断できる。さらに、ボックス内に温度やGPSなどのセンサーを取り付けた場合、ふたを開けずに内部の状態を確認することが可能。

第1弾として、スズケングループと協働し、医薬品やワクチンなど向けのボックスレンタルサービスを展開する。同日に申し込みの受付を開始した。4月1日以降、指定先までのボックス配送や回収なども一括して請け負うフルフィルメントサービスとして提供する予定。当面はコロナワクチン輸送向けを優先する。


ボックスの外観(パナソニック提供)

(藤原秀行)

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