日本初展示の自動積み込みロボットなど紹介、物流ソリューション提供も強化
豊田自動織機のトヨタL&Fカンパニーは3月4日、千葉県市川市に構えている物流コンサルティングにも対応したショールーム「トヨタL&Fカスタマーズセンター東京」を20年ぶりに全面リニューアルしたと発表した。4月6日にオープンする。
同センターは2001年開設。トヨタL&Fが抱える多様な物流改善ノウハウを基に豊富なラインアップを組み合わせ、来場者に実際の物流課題解決方策を体感してもらうことに力点を置いたコンサルティング型ショールームとして運営している。
物流現場の慢性的な人手不足やeコマース市場拡大、新型コロナウイルスの感染拡大による物流業務の自動化ニーズの高まりを受け、全面リニューアルで大規模物流センターをはじめさまざまな物流現場の要望に対応可能な最新の機器とシステムをそろえている。
中でも、物流の自動化で先行する欧米で実績を重ねている米バスティアンやオランダのファンダランデによる自動積み込みロボット、高速仕分け保管システムなど、日本初展示の製品を紹介。人と機械が協働するセミオートメーションからロボティクスによるフルオートメーションまで、実際に稼働する様子を確認できるようにしている。
さらに、来場者の物流課題やニーズの解決への貢献をさらに高めるため、「コンサルティングシアター」を新設。「トヨタ生産・物流方式」を基に同社が積み重ねてきた膨大な物流ノウハウを積極的に提供する。
コンサルティングシアター(以下、いずれも豊田自動織機プレスリリースより引用)
ソリューション体感フロア
人と機械の調和によるセミオートメーションの展示イメージ
ロボティクスによるフルオートメーションの展示イメージ
外観
エントランス
(藤原秀行)