KDDIとウェザーニューズ、ドローン向け高精度気象予測システムを開発

KDDIとウェザーニューズ、ドローン向け高精度気象予測システムを開発

安全航行サポート、物流などへの利用促進

 KDDIとウェザーニューズは11月15日、ドローン(小型無人機)向けの高精度気象予測システムを開発したと発表した。

 KDDIの携帯電話基地局に配置している気象観測装置「ソラテナ」やウェザーニューズが全国に展開している気象観測網からのデータを活用。250メートル四方、高度10メートル単位で細かく予測できるようにした。

 強風や雨などの影響を受けやすい機体が安全かつ短い距離で航行できるようサポートし、物流や測量、農薬散布、災害対応といった幅広いシーンでのドローン活用を促進する。上空150メートルまでの風予測も10分間隔で可能という。

(藤原秀行)


高精度気象予測システムの活用イメージ(KDDI、ウェザーニューズ提供)

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