パナソニック子会社のATOUN、パワードウェアを韓国で本格販売

パナソニック子会社のATOUN、パワードウェアを韓国で本格販売

第1弾で30台を出荷、物流企業などが導入へ

パナソニック子会社で物流現場などの作業負荷を軽減する着用型ロボット「パワードウェア」を手掛けるATOUN(アトウン、奈良市)は3月1日、パワードウェアを韓国で現地企業を通じ、本格的に販売すると発表した。

第1弾として、2月末までに腰をアシストする「ATOUN MODEL Y」を30台出荷した。導入先は、韓国を代表する大手自動車メーカーの工場や、物流企業など。このうち、東洋最大規模の6万坪の椿園Camellia Hill(カメリアヒル)はシーズンごとに最大45キログラムとなる植木鉢の運搬で活用する予定。

韓国は日本以上のスピードで少子高齢化が進み、体の負担が大きい作業現場の人員確保が課題となっている。パワードウェアの需要が見込めると判断、海外展開に本腰を入れる。


パワードウェアの利用イメージ(ATOUN提供)

(藤原秀行)

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