傘下にトラボックス収める人材関連サービスのビジョナル、4月22日に東証マザーズ上場

傘下にトラボックス収める人材関連サービスのビジョナル、4月22日に東証マザーズ上場

管理職や専門職などの転職支援する「ビズリーチ」展開

東京証券取引所は3月17日、人材関連サービスを手掛けるビジョナル(東京都渋谷区渋谷)のマザーズ市場への上場を承認した。上場は4月22日付。

2007年に発足したビズリーチが前身で、管理職や専門職など「プロフェッショナル人材」の転職を支援するウェブサイト「BizReach(ビズリーチ)」を09年に開始。20年3月に株式移転でビジョナルをビズリーチの完全親会社として設立した。グループ全般の経営管理を担っている。

グループでビズリーチや人材活用支援を担う「HRMOS(ハーモス)」に加えて、20代の転職サイト「キャリトレ」やOB・OG訪問をサポートする「ビズリーチ・キャンパス」といった多様なサービスを展開。19年11月には求貨求車サービス大手トラボックスの全株式を取得、傘下に収めている。

20年7月期の連結業績は売上高が258億円、経常利益が22億5400万円、純利益が46億5800万円だった(初の連結決算のため、前期との比較はない)。

(藤原秀行)

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