【動画】国内初、オートロックマンション内でロボットが郵便物を住戸に配送

【動画】国内初、オートロックマンション内でロボットが郵便物を住戸に配送

日本郵便などが千葉・習志野で実験、23年度にも実用化目指す

日本郵便は3月23日、千葉県習志野市のマンションで、国内で初めて複数台の配送ロボットがオートロックマンションの屋内を走行して郵便物を住戸に届ける実証実験を行った。

実験は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の補助を受けて実施。日立製作所や日立ビルシステム、アスラテックも協力した。ロボットは香港のRice Robotics(ライスロボティクス)が開発、アスラテックが販売を手掛けている自律走行型屋内配送ロボット「RICE(ライス)」を活用した。

現状ではオートロックマンションに配達する場合、日本郵便の配達員が対象の住戸全てから事前に建物へ入る許可を得ており、手間が掛かっている。日本郵便はロボットが人間の代わりに配達することで業務を大幅に効率化できると見込む。実験結果を踏まえ、2023年度にも実用化することを念頭に置いている。

この日の実験では、日本郵便の配達員が専用のスマートフォンアプリから配達先の部屋番号を入力すると、ライスがマンションのエントランスから登場。配達員がライスの上部を開いて荷物を積み込むと、自動でエレベーターに乗り込み、配達先の部屋まで自律移動した。

配達員が部屋番号を入力した際、届ける先の住民にはLINE経由でライスを開けるための暗証番号を通知。ライスが部屋に到着すると住民が暗証番号を入力してライスの上部を開け、荷物を受け取った。ふたを閉めると、自動で定位置である充電場所まで再び戻っていった。


ライスに荷物をセットする配達員


配達先の部屋番号登録画面


マンション内の廊下を走行するライス


住民へのLINE経由の通知画面

(川本真希、藤原秀行)

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