ブリヂストンが北米でトラック用タイヤを増産へ

ブリヂストンが北米でトラック用タイヤを増産へ

45億円を投じてテネシー州の工場拡張

 ブリヂストンは11月16日、北米でトラック・バス用ラジアルタイヤの生産能力を増強すると発表した。

 現地子会社のブリヂストン アメリカス・インクを通じてテネシー州のウォーレン工場に今後3年間で総額4000万ドル(約45億円)の設備投資を行い、2020年末までに1日当たりの生産能力を現在の9125本から9400本へ拡大する。

 北米地区で伸びているラジアルタイヤ需要に対応するため、生産拠点の能力増強を通じて高い品質と競争優位性を持ち合わせた製品を迅速・柔軟に供給できる体制の構築を図る。

 ウォーレン工場は1990年設立。約17万7000平方メートルの敷地を有し、今年6月現在で約1000人が従事している。

(鳥羽俊一)

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