迅速・効率的な支援物資取り扱いなど期待
千趣会は3月29日、グループのベルメゾンロジスコ(岐阜県可児市)が岐阜県美濃加茂市で運営している物流拠点「美濃加茂ディストリビューションセンター」の災害時における利用に関し、同市と協定を同日付で締結すると発表した。
同拠点は地上3階建て、延べ床面積は5万1426平方メートル。取扱品番は最大約15万で、出荷能力は件数が1日当たり最大1万5000件、出荷点数は2万5000点に及ぶ。全国をカバーしている千趣会の主要拠点。
物資輸送拠点として効果的な位置に立地し、大量の支援物資を迅速かつ効率的に取り扱えることなどから、災害時の物流課題を改善できると見込む。協定は災害時に地域住民を避難所として同拠点に受け入れることなども盛り込む。
美濃加茂市のセンター(千趣会提供)
(藤原秀行)