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[PR]山九が進める「コネクティッドセーフティマネジメント」構想、安全品質を次の次元へ

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山九がグループ全車両に「モービルアイ」導入
独自の物流DXで安全品質の壁を乗り越える

物流大手の山九が、車両に後付けできる衝突防止補助システム「モービルアイ」を全面的に導入する。従来の安全品質活動では十分に対処できなかったヒューマンエラーによる追突事故や急ブレーキによる積み荷事故を未然に防止できる効果を評価した。今年度中に実運送子会社6社の全車両584台に導入し、今後グループ全体に拡げていく方針だ。(進行:本誌編集部)

車間距離を身体で覚え込む

──山九はこのたびグループの実運送会社サンキュウ・トランスポート(STX)6社の全車両584台に、米インテルの子会社が開発した衝突防止補助システム「モービルアイ」を装備することを決めました。
山九 吉野光宣 ロジスティクス・ソリューション事業本部 3PL事業部 陸運・エコビジネス部長(以下、山九・吉野)「当社は精密機器や危険物などのデリケートな荷物を大量に取り扱っていることもあり、従来から安全品質向上に徹底して取り組んできました。しかし、教育などのソフト面だけで急ブレーキによる積み荷事故や衝突事故を削減していくことには限界も感じていました」

「交通事故防止をハード面からも整備する必要があるとの経営陣の判断の下、ドライバーの安全運転を支援するツールを調べ上げ、3つの製品を選んでテスト運用を行いました。その結果、最も有効性が高いと評価できたのが、『モービルアイ』でした」

「安全運転で決定的に重要なのが必要な車間距離を常に保つということです。実際、交通事故の大半は前方不注意が原因です。しかし、実際にドライバーに車間距離を守らせるのは容易ではありません。新人教育の時には指導員が相乗りして注意しますが、一人で運転するようになった後はこれまで有効な手立てがありませんでした。モービルアイには、その点を改善する効果を期待できました」

ジャパン・トゥエンティワン 岸本賢和 社長(以下、J21・岸本)「モービルアイは車間距離を正確に測定する機能を車両に後付けできる唯一の製品です。その優位性は警報のリスク網羅性と検知精度にあります。一部のデジタコは純正オプションとして警報装置を提供していますが、警報が鳴るのは時速60キロ以上の高速で走行中の時だけだったり、精度が低かったりとお客様のニーズを満たしていません。モービルアイは時速30キロを区切りにした2種の車間警報で、事故が起きる可能性のある、あらゆる速度帯に対応しています。しかも自動運転車にも利用される最先端のカメラセンサーを備えていて圧倒的に検知精度が高い」

「車間距離を『秒』で捉えて2秒の間隔を空ける『0102運動』にしても徹底させるのはなかなか難しいのが現状だと思います。モービルアイは、前走車との車間距離を1秒間に数十回検知して常に秒数に換算して表示する機能を持ちます。2秒を切った後もさらに間隔が縮まってくると繰り返し警報を鳴らします」

山九・吉野「実際、モービルアイを装着すると、最初はドライバーから『うるさい』と不満の声が上がります。それでも『安全のため、自分のためだから』と説得して運用を続けていくうちに、ドライバーは警報が鳴らないように運転するようになっていきます。次第に警報の回数が減っていき、鳴らなくなった時には自ずと車間距離の感覚が身についている。事故を起こさないドライバーに育っています」

デジタコと連携して一元管理

J21・岸本「今回はデジタコ連携に強いという点も評価いただいたと受けとめています。山九様の、物流DX構想の中で安全管理は重要性が高い項目です。モービルアイは、既存の違反指標では検知できない不安全運転を見える化する、一歩進んだ安全ツールとして採用されました」

山九・吉野「当社は現在、グループのシステム開発会社のインフォセンスと共に物流DXに取り組んでいます。『輸配送時の安心・安全をあたりまえに』というコンセプトで、車両の動態、ドライバーの体調、貨物の輸送品質の三つを三位一体で管理することで、安全品質を高度化することを目指しています」

「そのためSTXの全ての車両にクラウド型の最新のデジタコを装備しています。また今春からはインフォセンスの開発した『デジタル点呼マネジャー』をグループ各社に導入する計画です。これらのツールとモービルアイのデータを一元化して、運行管理者や経営層が常に状況を把握できるダッシュボードを構築します」

J21・岸本「デジタコとモービルアイの連携は、開始わずか数年にもかかわらず、国内だけで既に一万台規模に近づいています。警告データや『KYT(危険・予知・訓練)』動画の有効な使い方といった運用面でのノウハウを、当社はユーザーと一緒になって蓄積してきました。DXという言葉だけが先行しがちですが、弊社は泥臭い部分まで現場で一緒になってお手伝いします」

──当面の展開は?
山九・吉野「今年3月末までにモービルアイをSTXの全車両に導入するのに続き、21年度は山九本体で所有する車両と、ルート配送をメーンとするスリーエスサンキュウ(SSS)の中小型車計約500台にも導入する計画です。パートナーにも導入を勧めていきます。当社は16年2月に『山九トラック輸送パートナー協力会』を立ち上げました。現在、全国の47社に加入いただいています。毎年の総会や研究会では、弊社の安全運行に関する取り組みを報告しています。今年秋に予定している年次総会では、モービルアイの導入とその効果について発表する考えです」

──安全品質に対する投資効果をどう判断していますか。
山九・吉野「安全品質やリアルタイムの動態管理に対する荷主企業のニーズは非常に高まっています。実際、当社が物流DXや安全に対する取り組みを報告すると熱心に耳を傾けてくれます。品質の向上には費用がかかりますが、双方に価値をもたらす投資であることを荷主企業に説明できれば、運賃交渉でも理解を得られると考えます」

「それともう一つ念頭にあるのが『物流の2024年問題』です。ドライバー不足がますます深刻化していきます。必要な人手を確保していくには、事故リスクを下げていくことはもちろん、当社が安全安心を最優先していることをドライバーの家族にも伝えていく必要があります」

J21・岸本「お客様の事故を限りなくゼロに近づけることが弊社のミッションです。現場の理解から、DXの肝となるデータ活用時のコンサルティング提案など、今後も積極的にお手伝いさせていただきます」


山九 ロジスティクス・ソリューション事業本部
3PL事業部 陸運・エコビジネス部長
吉野光宣

ジャパン・トゥエンティワン
代表取締役 社長
岸本賢和

お問い合わせ先

https://www.imobile.bz
Mobileyeマスターディストリビューター
ジャパン・トゥエンティワン株式会社
東京本社:東京都港区高輪4-18-12
TEL:03-6721-6554 FAX:03-6369-3770

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