スタートアップ企業と連携、革新的技術創出など目指す
三菱倉庫は3月31日、伊藤忠商事とマーキュリアインベストメントが2019年に共同で組成した不動産・物流業界向け投資ファンド「マーキュリア・ビズテック投資事業有限責任組合(通称・BizTechファンド)」に3億円出資することを決めたと発表した。
同ファンドへの出資を通じて物流領域で活躍するスタートアップ企業を支援、連携して新たな収益源となるビジネスの開発を目指す。革新的な技術の創出にもつなげたい考えだ。
同ファンドはこれまでに、庫内のピッキング作業をサポートするAMR(自律走行ロボット)の開発を手掛けているスタートアップ企業のRapyuta Robotics(ラピュタロボティクス)などに投資した実績を持つ。
(藤原秀行)