全株式取得で合意
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パナソニックは4月23日、製造業や流通業の業務効率化支援ソフトウエア大手の米ブルーヨンダー(旧JDAソフトウエア)を買収すると正式発表した。
パナソニックは既にブルーヨンダー株式の20%を保有しており、残る全株も取得することでブルーヨンダーの実質的な株主と最終合意に達した。取得額は71億ドル(約7600億円)の予定。米規制当局などの承認を得た上で2021年度の第3四半期までに取引の完了を目指す。
ブルーヨンダーが強みとするAI(人工知能)による商品の需要予測などのソフトウエアと、パナソニックが得意とする監視カメラやセンサーといった産業現場向け先端技術を組み合わせ、より精緻な在庫管理などを実現。企業からのサプライチェーン効率化・高度化の需要を着実に取り込んでいきたい考えだ。
(藤原秀行)