株式の66・6%取得、電子・自動車部品など取り扱い拡大図る
SBSホールディングス(HD)は4月27日、古河電気工業の物流子会社、古河物流(東京都千代田区内神田)を買収すると発表した。
同社株式の66・6%を古河電工から2021年中に取得、連結子会社化する予定。取得額は開示していない。
古河物流は情報通信やエネルギー、自動車などに関連する物流を長年担っており、SBSHDは傘下に収めて電子部品や自動車部品などの物流の取り扱い拡大を目指す。
買収後も古河物流の経営陣は留任、経営の自主性を尊重すると説明している。
古河物流は1980年設立。20年3月期の売上高は161億円、営業利益は6200万円、純利益は3100万円だった。
(藤原秀行)