ヤマトと連携、将来は受け取り対応も
フリーマーケット(フリマ)アプリ国内最大手のメルカリとヤマト運輸は11月21日、フリマに出品した商品を宅配ロッカー「PUDO(プドー)ステーション」から購入者に発送できるサービスを同日始めると発表した。
全国約3200カ所に配置しているPUDOを活用して出品者が好きなタイミングで商品を発送できるようにし、フリマユーザーの利便性を高めるのが狙い。
PUDOで商品発送するイメージ(ヤマト運輸提供)
出品者はアプリであらかじめ発送方法を宅配ロッカーと指定し、発行された2次元コードを使ってロッカーに荷物を収めれば、ヤマトが商品を引き取って購入者に届ける。今後は発送に加え、商品受け取りもPUDOで行えるようにすることを検討している。
両社は2015年から商品配送で連携しており、出品者と購入者が互いの氏名といった個人情報を開示せずに商品をやり取りできる「匿名配送」など独自のサービスを展開している。
(藤原秀行)