ラストワンマイル協同組合が新たに宮城で宅配事業開始、7月には福岡も

ラストワンマイル協同組合が新たに宮城で宅配事業開始、7月には福岡も

集荷荷物を他エリアへ配送を予定

関東や関西などの中小運送会社45社で構成するEC宅配のラストワンマイル協同組合(東京都府中市)は4月30日、新たに宮城県で5月21日に宅配事業を始めると発表した。

大手家具・生活雑貨量販店などの荷物を中心に宅配を手掛け、軌道に乗れば関東や中京・関西地域で集荷したEC通販宅配荷物の配達へと展開する計画。また、東北地域で集荷した荷物を関東や中京・関西地域で配達する準備も進めている。

現在、宮城県では丸山運送が組合員となっている。仙台市で5月19日に宅配事業説明会を開催する予定。

宮城の後は、7月ごろから福岡県で宅配を始める予定。同組合は「その後は関東・中京・関西・東北・九州地域で集荷した荷物を他のエリアで宅配する事業も展開していく計画」と話している。

同組合は18年10月、関東1都5県での宅配事業を開始、20年10月に大阪デポを開設し宅配をスタート、同年12月からは兵庫県でも宅配を展開している。今年3月には尾張旭市に中京デポを開設、愛知県で宅配業務を始めた。

宮城県では仙台市内のデポを起点に業務を提供する。直近の契約荷主数は約40社、取扱荷数は月当たり約20万~25万個に上っている。

(藤原秀行)※ロゴマークは同組合提供

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