トナミHD、富山の高岡通運を連結子会社化

トナミHD、富山の高岡通運を連結子会社化

4月末に株買い増し88%に、運送能力拡充狙う

トナミホールディングス(HD)は5月12日、グループでトラック・JRコンテナ輸送を手掛ける高岡通運(富山県高岡市)を連結子会社化したと発表した。

トナミHDは既に高岡通運株式の38・03%を所有しており、4月30日付で88・15%まで引き上げた。追加取得額は開示していない。

結び付きを強めることで運送能力を拡充するのが狙い。高岡通運の新社長にはトナミHDの泉伸一専務取締役が就き、現社長の岡本清右衛門氏は取締役会長となる予定。社名は変更しない。

高岡通運の2021年3月期の営業収益(売上高に相当)は8億5300万円だった。

(藤原秀行)

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