三菱倉庫、中国・上海現法の営業所に温度管理が可能な定温区画開設

三菱倉庫、中国・上海現法の営業所に温度管理が可能な定温区画開設

半導体や医療機器などの保管ニーズ対応

三菱倉庫は5月27日、中国現地法人「上海菱華倉庫運輸有限公司(上海菱華)」の青浦営業所内に温度管理が可能な定温区画を開設したと発表した。

温度管理が必要な素材や半導体、医療機器などの保管ニーズに対応するのが狙い。今後、顧客のニーズに合わせ、定温区画を拡張するとともに、同社グループが北京や広州等で運営する倉庫・配送センターについても温度管理区画の拡充を予定している。

現在、中国では5G、電気自動車といった次世代技術への投資が積極的に行われ、内需も旺盛なため、付加価値の高い製品、素材に関連した物流需要の拡大が見込まれている。

青浦営業所は上海繞城高速道路・重固出口の至近にあり、上海市内に加えて江蘇省、浙江省、安徽省といった華東地区への配送拠点として最適な立地。上海菱華の配送サービスにより中国全土への出荷が可能で、中国における物流の中核拠点としても活用が可能。

名  称 上海菱華倉庫運輸有限公司 青浦営業所
所 在 地 上海市青浦区重固镇新涛路89号
(上海中心部から約45km、外高橋港から約60km、浦東空港から約90km)
面  積 約2,400m2(倉庫全体の延床面積は約19,400m2)
温 度 帯 25℃以下
稼働時期 本年5月

(画像はプレスリリースより引用)

(ロジビズ・オンライン編集部)

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