京王バス、宮城・石巻の海産物を貨客混載で都内へ輸送

京王バス、宮城・石巻の海産物を貨客混載で都内へ輸送

京王ストア系列店で販売、新たな経済交流図る

京王電鉄は7月1日、新たな経済交流として、高速バスを活用した「貨客混載」により、宮城県石巻市産の海産物を東京へ輸送・販売する取り組みを7月3日に開始すると発表した。

京王バスと宮城交通が共同で運行している高速バス路線「新宿・渋谷~仙台・石巻線」で、新宿・渋谷方面行きのトランクルームを活用し、石巻市の新鮮な海産物を定期的に輸送、京王ストアが東京都内で運営する「キッチンコート永福町店」と「キッチンコート吉祥寺店」で販売する。

石巻市にある三陸金華山沖漁場は、世界に多数存在する漁場の中でも特に漁獲種の多い優良な漁場として「世界3大漁場」の1つに数えられている。親潮(寒流)と黒潮(暖流)がぶつかる潮目であることに加え、三陸沿岸に連なるリアス式海岸や多くの島々の点在が魚の絶好の住みかとなるため、非常に豊富な種類の魚介類が水揚げされる。

さらに、このリアス式海岸は山地が海の間近まで迫るため、森のミネラルをたっぷり含んだ山水が絶えず海へ流れ込んでおり、海水と混ざり合うことにより、世界有数の植物プランクトンの発生する絶好の漁場となっている。

【海産物一例】カレイ、ヒラメ、サバ、メバル、ホヤなど


(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)

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