「従業員らの安全確保と取り扱い貨物の保全を優先」と明言、鉄道運休などで臨時休業や営業時間変更
ニチレイロジグループ本社は7月1日、台風や集中豪雨などの自然災害で甚大な被害が予想される場合の対処方針をあらためて公表した。方針自体は昨年7月に発表済み。
これまでと同様、従業員らの安全確保と取り扱い貨物の保全を優先すると明言。鉄道会社が運休を発表した場合などは臨時休業や営業時間変更に踏み切ると説明している。
また、国土交通省が昨年2月に発表した異常気象時の輸送注視言判断の目安を順守する姿勢を示している。
※以下、プレスリリースより引用
臨時休業や営業時間の変更を行う基準
1) 鉄道の運休計画が発表されたとき
2) 政府、気象庁、自治体から警報・避難情報が発表されたとき
3) 台風の進路と規模により物流業務の遂行が困難と判断したとき
4) 台風等による異常気象時下における輸送の目安(国土交通省通達)
以上のいずれかに該当し、臨時休業や営業時間の変更が必要と判断した場合
上記1の状況が解消された場合の業務再開手順
1) 従業員の安全確認と業務実施人員の確保
2) 物流施設、機器の機能と安全
3) 交通インフラの機能
以上を確認後、業務を再開
(藤原秀行)