現在は完全復旧、他のグループ企業システムには問題見つからず
日新は7月2日、米国子会社のサーバが5月6日にサイバー攻撃を受けたと発表した。攻撃を受けたサーバは、直ちに外部とのアクセスを遮断し、システムのリカバリー処理を行ったので、現在は完全復旧しているという。
今回の不正アクセスは、米国子会社サーバにのみ成され、他の同社グループ企業のシステムに問題は見つかっていない。
盗まれた情報が、闇サイト「ダークウェブ」に記載されていることが判明したが、情報の内容およびクラックの経路については現時点では不明。
日新は「本件に関しては現地の捜査当局の調査に協力中であり、調査の進展については判明次第発表を行う」と説明している。
クラッキングを受けたサーバに対しては、従来のセキュリティ対策に加え、リアルタイムで監視する新たな防御ソフトを導入し、被害を最小限に抑える対策を施している。
（ロジビズ・オンライン編集部）
