【動画】ZMP、無人フォーク使ったトラックへの自動荷役ソリューションを公開

【動画】ZMP、無人フォーク使ったトラックへの自動荷役ソリューションを公開

パレットの位置ずれにも対応、従来比2倍の搬送能力確保

ZMPは7月15日、東京都江東区枝川の研究施設「CarriRo(キャリロ)イノベーションセンター」内で開催したメディア向け新技術発表会で、無人フォークリフト「CarriRo Fork(キャリロフォーク)」と物流支援ロボット「CarriRo AD+」のパレット積載タイプを組み合わせた、トラックへの自動荷役ソリューションの提供を開始したと発表した。同日、現地でデモを公開した。

キャリロフォークに搭載している自動運転技術を応用したパレット認識機能「ForkEye(フォークアイ)」で、パレットの位置がずれていても適切な位置にフォークを移動、正確にトラックの荷台へ積んだり、荷台から降ろしたりできるようにしている。

ZMPはキャリロフォークが積み降ろしに専念し、キャリロがパレットに積んだ荷物を倉庫内の保管スペースに運搬したり、出荷する荷物を運んできたりすることで、搬送能力を従来の2倍まで高められると想定している。

この日のデモは、トラックの荷台に想定した場所を中心に、キャリロフォークやCarriRo AD+が自動でパレット積み荷物を運んでいた。ソリューションは7月27~29日に同施設で開催する物流業界関係者ら向けのイベントでもデモを公開する予定。


トラックからパレット積み荷物を自動で降ろすイメージ(ZMPプレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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