埼玉・加須で用地取得、23年初夏の竣工見込む
分譲マンションなどを手掛ける東証ジャスダック上場の不動産会社のアスコットは7月27日、物流施設開発事業に新規参入したと発表した。
第1弾の案件として、埼玉県加須市で開発用地の取得を決めた。着工は2022年春、竣工は23年初夏をそれぞれ見込んでいる。
アスコットは中国で金融事業など幅広く手掛ける中国平安保险(集团)股份有限公司のグループ企業。SBIホールディングスも約35%出資している。
アスコットは「使い手の立場に立ったものづくりを大切に、マンション開発事業で培った強固なネットワークと優れた企画・技術力を生かして、東京・大阪・名古屋などの大都市圏におけるラストワンマイルの一端を担う物流施設の開発を、スピード感を持って展開する」と説明している。
(藤原秀行)※ロゴマークはアスコット提供