北海道で硫酸の輸送基盤強化図る
JX金属は8月6日、丸運の完全子会社で液体輸送を手掛ける北豊運輸(北海道苫小牧市)の株式の34%を取得したと発表した。
同社はJX金属の持分法適用会社となった。株式の取得額など詳細は開示していない。丸運は引き続き、66%を保有する。
北豊運輸はJX金属グループが取り扱っている硫酸の北海道地区の輸送を担当している。出資することで輸送基盤の強化を図る。丸運は以前からJX金属グループの石油などの物流を手掛けており、今回の出資で関係をさらに強化する。
(藤原秀行)