23年秋稼働見込む、出荷能力3倍に
オイシックス・ラ・大地は8月12日に開示した2021年4~6月期決算説明資料で、冷凍設備を増強するため、新たに神奈川県厚木市で冷凍拠点「ORD厚木冷凍ステーション」を開設する方針を明らかにした。
稼働開始は2023年秋を予定しており、投資額は約40億円。今年3月時点に比べ、グループの冷凍食品の出荷能力が3倍に拡大すると見込む。積極的に自動化機器を採用し、物流費の削減も図る。
環境負荷低減のため太陽光発電設備の導入などを検討している。水害のリスクが低い高台立地に開発する。
「ORD厚木冷凍ステーション」の完成イメージ(オイシックス・ラ・大地決算説明資料より引用)
(藤原秀行)