ケネディクス商業リート投資法人、埼玉・嵐山の配送センター取得完了

ケネディクス商業リート投資法人、埼玉・嵐山の配送センター取得完了

38億7900万円、「運用ガイドライン」一部変更後初

Jリートのケネディクス商業リート投資法人の資産運用を手掛けるケネディクス不動産投資顧問は3月26日、埼玉県嵐山町の物流施設「武蔵嵐山配送センター」の取得を38億7900万円で完了したと発表した。

今月12日付で所有者の三井住友ファイナンス&リースと売買契約を結んでいた。


「武蔵嵐山配送センター」の全景(ケネディクス不動産投資顧問提供)※写真の一部は加工されています

同施設は2009年に完成し、延べ床面積3万5448平方メートル。大手3PL事業者が近隣に工場を展開している荷主企業の配送センターとして活用している。大手3PL事業者は同施設の完成時、埼玉・群馬地区の物流拠点10カ所を同施設に集約したという。事業者の具体名は非開示。今後も同施設が持つ価値は高いとみて、投資を決めた。

ケネディクス不動産投資顧問は3月12日、横浜市の物流施設「横浜上郷配送センター」に関しても4月11日付で取得する方針を発表していた。取得額は7億9000万円。大手宅配事業者がテナントとして入居している。同社は施設の取得先やテナントの詳細を開示していない。

人口集積エリア内に位置し、宅配荷物 の取り扱いに関する利便性が高く、希少性のある施設とみて、投資を決定した。取得後、敷地内に飲食店舗を追加で建設する予定。

同社は従来、「生活必需品を提供する生活密着型商業施設」を重点投資対象と位置付けてきたが、物流施設の重要性が高まっているため、昨年6月に「運用ガイドライン」を一部変更。四大都市圏へのアクセスに優れていることや比較的小規模であることといった条件を満たす物流施設も投資対象に加えた。投資比率は資産取得価格全体の20%以下を目標に定めている。

これまでに4棟の物流施設取得を発表しており、「武蔵嵐山」は実際に取得手続きを終えた初の物件となった。

(藤原秀行)

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