【独自取材】souco、倉庫マッチングサービスの荷物保管・入出庫料金明示対象に冷凍・冷蔵を追加

【独自取材】souco、倉庫マッチングサービスの荷物保管・入出庫料金明示対象に冷凍・冷蔵を追加

全国一律で設定、利用ハードル下げ多様なニーズ対応図る

soucoは倉庫の空きスペースと預けたい荷物のマッチングサービスで実施している全国一律料金で利用可能な従量制保管に関し、新たに冷凍・冷蔵温度帯の荷物の取り扱いを開始した。

従量制保管のニーズが順調に伸びているため、カバー範囲を広げ、より多様な保管ニーズに対応できるようにする。

従量制保管は今年7月、荷姿がパレット、かご台車、段ボールの荷物を対象にスタート。保管料はパレットの場合1個当たり1日100円、かご台車は80円、段ボールは7円に設定。入出庫料はそれぞれ500円、200円、40円と定めている。soucoのウェブサイト上で利用料の見積もりを簡単に計算できる。

荷物を預けたい荷主企業や物流事業者が事前に料金の概要を容易に見積もることを可能にし、マッチングサービス利用のハードルを下げるのが狙いだ。soucoは冷凍・冷蔵温度帯を加えることで、食品や医薬品をはじめとする温度管理が必要な荷物の取り込みを図る。

保管料は冷凍・冷蔵のパレットで1日当たり1個につき150円、入出庫料は500円となる。重量は750キログラムまで。

soucoのマッチングサービスは2019年6月に正式サービスを開始、倉庫提供側と倉庫利用側(荷主)のアカウントの合計はスタートから2年経過した今年6月時点で2000社を超えている。


サービス画面のイメージ(souco提供)

(藤原秀行)

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