全国一律設定、1日当たりパレット1個150円、入出庫料500円
soucoは8月16日、倉庫の空きスペースと預けたい荷物のマッチングサービスに関し、全国一律料金で利用可能な従量制保管の対象を同13日から冷凍・冷蔵温度帯の荷物にも拡大したと正式発表した。
利用開始前に料金の大枠を容易に把握できる従量制保管のニーズが順調に伸びているため、カバー範囲を増やし、より多様な保管ニーズに対応するのが狙い。
従量制保管は今年7月、荷姿がパレット、かご台車、段ボールの荷物を対象にスタート。保管料はパレットの場合1個当たり1日100円、かご台車は80円、段ボールは7円に設定。入出庫料はそれぞれ500円、200円、40円と定めている。soucoのウェブサイト上で利用料の見積もりを簡単に計算できるようにしている。
冷凍・冷蔵の保管料はパレットで1日当たり1個につき150円、入出庫料は500円となる。重量は750キログラムまで。
soucoに利用相談するとsoucoに登録されている倉庫の中から条件に合った最適な保管先倉庫を提示。利用決定後はsoucoが運営している入出庫管理システムを通じて倉庫への入出庫指示、作業実績管理、在庫状況などの情報の一元管理が可能で、荷主と倉庫提供者の双方がオンライン上で作業ステータスを確認できるようになる。
soucoのマッチングサービスは2019年6月に正式サービスを開始、倉庫提供側と倉庫利用側(荷主)のアカウントの合計はスタートから2年経過した今年6月時点で2000社を超えている。
サービス画面
料金(いずれもsouco提供)
(藤原秀行)