海事産業発展を今後も支援
商船三井は8月18日、オマーン国営海運会社Asyad Shipping (国営海運会社Oman Shipping Company、以下「OSC」の新ブランド名)との共同出資会社が保有するLNG(液化天然ガス)船で、商船三井が海事産業の発展を支援するオマーンで初めてのオマーン人船長が誕生したと発表した。
商船三井は2003年のOSC設立後、オマーン政府と「海運業の育成支援に関する包括的業務提携契約」を締結し、OSCの新造船調達から、竣工後の運航管理まで一貫した支援を行い、オマーンの海事産業振興に貢献してきた。
05年にOSCが保有・運航する船舶の管理を行う船舶管理会社Oman Ship Management Company(OSMC)が設立されてからは、商船三井はOSMCへ技術職員を継続的に派遣、乗組員を含むオマーン海運業各方面に必要な人材の育成をOSCやOSMCと協力しながら進めてきた。
海事産業の発展において船員育成は重要な課題のため、これまで商船三井が培った船員育成支援ノウハウも提供しながら、今後もOSCやOSMCと協力し、オマーン海事産業のさらなる発展に貢献、優秀な船員および人材の育成に注力していく構え。
商船三井とOSCの共同出資会社が保有するLNG船 “SALALAH LNG”
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)