320億円で完全子会社に、庫内自動化など担う体制強化へ
物流など産業現場向けデバイス大手の米ゼブラ・テクノロジーズは9月2日、米国でロボット開発を手掛けるベンチャー企業Fetch Robotics(フェッチロボティクス)の買収が8月に完了したと発表した。
ゼブラは今年7月、フェッチを2億9000万ドル(約320億円)で完全子会社化する方針を表明していた。ゼブラはフェッチを傘下に収め、倉庫内オペレーションの自動化促進などサプライチェーン全体の最適化を担う体制の強化を図る。
フェッチは2014年創業。AMR(自律搬送ロボット)などの開発を手掛けている。
(藤原秀行)