24カ国・地域で準拠体制構築
郵船ロジスティクスは8月31日、タイ現地法人のYusen Logistics(Thailand)とインドネシア現地法人のPT. Yusen Logistics Solutions Indonesiaが、7月に医療・医薬品の輸送品質に関する国際的基準「GDP認証」を取得したと発表した。
タイ法人は通関、国内配送業務で7月21日にGDP認証を取得。インドネシア法人はMM2100工業団地内の第1倉庫およびタンゲランエリア倉庫の2拠点で医療機器の物流に関する品質基準「GDPMDS」を1月に取得しており、7月19日には同倉庫のラベル付け、流通、梱包業務においてGDP認証も獲得した。
同社グループは医療・医薬品物流の強化をグローバルで進めており、2016年にアムステルダム・スキポール空港で日系物流企業として初めて、国際航空運送協会(IATA)が策定した、医薬品温度管理輸送の品質基準「CEIV Pharma認証」を取得した。アジアでは16年にジャカルタ・スカルノハッタ空港でインドネシア国内物流企業初となるGDP認証を得ている。
日本は18年に関西国際空港で日系フォワーダーとして初めて「CEIV Pharma認証」を、21年には成田国際空港でも同認証をそれぞれ獲得。現在世界24の国と地域、計41拠点にGDP認証・準拠体制を構築しており、さらなるGDPネットワークの拡大に向けて取り組んでいる。
タイ法人
インドネシア法人
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)