河村電器産業と東海理化、22年の販売開始目指す
受配電設備大手の河村電器産業と東海理化は9月14日、スマートフォンで電子鍵(デジタルキー)の開錠・施錠が可能な宅配ボックス「RusuPo(ルスポ) with FREEKEY(仮称)」の共同開発に着手したと発表した。2022年の販売開始を目指す。
新製品は、河村電器産業が受配電設備メーカーとして蓄積した技術を投入した宅配ボックス「RusuPo」に、東海理化が得意とする自動車向けセキュリティ技術を生かしたデジタルキーのソフトウエアを搭載。東海理化のデジタルキー配信サーバーと通信し、スマホのアプリ操作で宅配ボックスの扉の開閉を可能にすることを想定している。
両社はデジタルキーを用いることで荷物の受け取りに加え、宅配事業者が留守中でもボックス内に収められた荷物を集めることが可能になると見込む。
新型宅配ボックスのイメージ(両社プレスリリースより引用)
(藤原秀行)