フェデックス、自宅から容易に出荷可能なソリューションの提供範囲拡大

フェデックス、自宅から容易に出荷可能なソリューションの提供範囲拡大

出荷書類の印刷不要、QRコードで対応

フェデックスコーポレーション傘下のフェデックス エクスプレスは3月20日、携帯電話などのモバイル端末で、必要な書類を印
刷せずに出荷できるソリューション「FedEx Ship Manager Lite (FSML)」の提供範囲を拡大すると発表した。

今回のソリューションは従来、フェデックス ワールドサービスセンターに荷物を持ち込む顧客のみ利用可能だったが、今後はフェデックスのアカウントを持っていれば自宅でも利用できるようにする。

機能を強化したFSMLは特定地域のフェデックスのアカウントを持たなくても、出荷書類を印刷することなく、クリックしてモバイル端末から必要情報を入力、QRコードを生成することが可能。自宅や仕事先での集荷を指示し、フェデックスの集配担当者にそれぞれのQRコードを提示すれば作業は完了する。

フェデックス ワールドサービスセンターに荷物を持ち込む際に、以前と同じ手順を利用できるオプションも用意している。

日本、香港、韓国、シンガポール、マレーシア、ニュージーランドのフェデックスのアカウントを持つ顧客はFSMLの集荷サービスを利用できる。日本、韓国、シンガポール、マレージアを含めた特定の市場でフェデックスのアカウントを持たなくても、FSMLの集荷サービスを使うことは可能。


ソリューションの利用イメージ(プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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