川崎市と旭タンカー、東電エナジーパートナーが世界初のEVタンカー実現へ連携

川崎市と旭タンカー、東電エナジーパートナーが世界初のEVタンカー実現へ連携

港湾への関係設備導入など推進、22年4月ごろの運航開始目指す

川崎市と旭タンカー、東京電力エナジーパートナーは10月1日、川崎港での電気推進(EV)船の普及促進などに関する基本協定を9月30日付で締結したと発表した。

世界初となる環境負荷の低いEVタンカーの運航を目指し、3社が組んで港湾への関係設備導入などで連携。1隻目は2022年4月ごろ、2隻目は23年4月ごろの運航開始を目指す。

旭タンカーと東京電力エナジーパートナーは、EV船普及に向けた取り組みを進める任意団体「e5コンソーシアム」に参加している。

3者は災害発生時にEVタンカーを非常用電源として活用することなども検討する。協定の期間は2031年3月末まで。


EVタンカーのイメージ


協定を締結した(左から)旭タンカー・中井和則社長、川崎市・福田紀彦市長、東京電力エナジーパートナー・秋本展秀社長(いずれも3者プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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