コロナ感染対策製品の受注増に対応し商品保管・出荷能力3倍に、23年中旬稼働開始予定
歯科用品の通販を手掛ける歯愛メディカルは10月7日、新たに石川県能美市の福島産業団地で物流拠点「能美ロジスティクスセンター(仮称)」を開設すると発表した。
鉄骨造で地上3階建て、延べ床面積は5万2734平方メートルを計画。総投資額は約230億円の見通し。一部は経済産業省の補助金を活用する。保管品目は15万SKUを想定している。
今年11月に着工し、竣工は2023年1月、稼働開始は同年中旬をそれぞれ見込んでいる。
近年の売上高増加と新型コロナウイルスの感染拡大に伴う感染対策商品・衛生用品の受注増による出荷遅延の発生を受け、物流拠点を整備して商品保管・出荷能力の強化を図る。現行センターから能力は3倍以上に高め、自動倉庫も導入する。
新拠点の完成イメージ(歯愛メディカルプレスリリースより引用)
(藤原秀行)