主催のJUIDAなどが概要発表
ドローン(小型無人機)の産業利用促進を目指す日本UAS産業振興協議会(JUIDA)はこのほど、来年3月13~15日に千葉市の幕張メッセで開催する、ドローンをテーマとした国際展示会「ジャパン・ドローン2019」の概要を発表した。16年から毎年開催しており、来年で4回目となる。
「ジャパン・ドローン2018」の会場。期間中に約1万1400人が来場した
会場にお目見えした、災害時の救助物資輸送に使うことを想定したドローン(写真はDJIグループのブース)
前回までと同じく、国内外のドローン関係者らによる基調講演や国際コンファレンス、特別講演を予定。出典者によるデモフライトも実施するなど、普及に向けた多様な情報発信に努める。来場の登録者は1万5000人を見込む。
さらに、ドローン関連で優れた製品やサービスを表彰する「ベスト・オブ・ジャパン・ドローン・アワード」、ドローンを活用した事業アイデアの内容を競い合う「ドローン・ビジネス・チャレンジ・プラス」などのイベントを予定している。
今回は初めて、JUIDAが認定しているドローン操縦のスクールの中から、高い技能と安全の知識を兼ね備えた人材を多く輩出しているところを選出する「JUIDAスクール・アワーズ」も開催する方向だ。
(藤原秀行)