米C&W、日本のリサーチ&コンサル責任者にラサールで投資戦略立案など担当の熊谷真理氏が就任

米C&W、日本のリサーチ&コンサル責任者にラサールで投資戦略立案など担当の熊谷真理氏が就任

証券業界なども経験

米不動産サービス大手クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)は10月18日、日本のリサーチ&コンサルティング部門ヘッドに、ラサール不動産投資顧問出身の熊谷真理氏が同日付で就任したと発表した。

熊谷氏は慶応義塾大学法学部卒業後、UCLAアンダーソン・スクール・オブ・マネージメントで経営学修士 (MBA)を取得、米国ワシントン州公認会計士の資格も有している。

UBS証券、シティグループ証券、パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(PIMCO)などでバイサイド/セルサイドの不動産・金融セクターのリサーチを担当。コリアーズ・インターナショナル・ジャパンのリサーチ・サービス責任者として顧客基盤の拡大、日本の不動産リサーチ部門の立ち上げに従事した。

前職のラサール不動産投資顧問ではリサーチ&ストラテジー部門のバイス・プレジデントとして日本の不動産市場に関する投資戦略立案、市場見通しやリスク分析を主導した。20年以上の機関投資家向けリサーチ経験を有し、専門知識は不動産に加えてず株式や債券分析にまで及んでいる。

C&Wでは国内不動産市場の分析、価値あるインサイト(購買につながる無意識の心理)を提供する部門統括者として顧客の意思決定をサポートする予定。

熊谷氏の前任の鈴木英晃氏はヘッド・オブ・ビジネスデベロップメントサービスに就き、リサーチ部門とマーケティング部門を指揮する。

(藤原秀行)

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