新規立ち上げ時に要件定義の段階から参加、ワンストップでソリューション提供
AI・ロボティクスの技術を活用したソリューションを手掛ける東京大発のベンチャー、TRUST SMITHは10月21日、関連会社で無人工場設立を担うSMITH&FACTORYがスマート工場に関するコンサルティングの提供を開始したと発表した。
SMITH&FACTORYはこれまでにも製造業を中心に、独自のソリューションでスマート工場化を支援しており、新たにワンストップでコンサルティングを提供、ニーズに対応する。
具体的には、経路や車体に依存しない自社製AGV(無人搬送ロボット)の導入、複数台のAGVを制御する群制御技術の開発、人との協働が可能な障害物回避型のロボットアーム運用のアルゴリズム確立などを進めてきた。さまざまなソリューションを統合、新たに開発し、新工場を設立する際にスマート工場化を要件定義の段階から参画、一貫して提供することで、各顧客の実情に合ったスマート化を実現できるようにする。
SMITH&FACTORYは「10年後には『新工場設立時にはまずSMITH&FACTORYにスマートファクトリー相談をする』ような企業となる」と話している。
(藤原秀行)※イメージ写真はTRUST SMITH提供