日立ソリューションズ、「機械器具卸向け販売管理ソリューション」提供開始

日立ソリューションズ、「機械器具卸向け販売管理ソリューション」提供開始

受注から仕入れ、出荷、入金までワンストップでサポート

日立ソリューションズは10月21日、「FutureStage(フューチャーステージ) 商社・卸向け販売管理システム」で、バックオフィス業務のシームレスなデータ連携を実現する「機械器具卸向け販売管理ソリューション」を10月22日から提供開始すると発表した。

機械器具卸売業・商社のビジネスは、さまざまな部品を組み合わせて商品を提供することが多いため、受注から部品の仕入れ、在庫管理は非常に複雑。特に営業担当者は、部品の在庫状況を調べ、顧客ごとの単価管理や決済方法、納品方法を確認するなど、煩雑な作業を行わないといけないのが実情だ。

また、人口減少や海外への生産移転による国内需要の減少によって、機械器具卸売業・商社のビジネス環境は厳しさを増している。企業では紙やエクセルに頼った業務がいまだに多く、ベテラン担当者に業務を依存する属人的な運営となっているため、受発注業務プロセス全体の共通化・効率化が課題となっている。

「機械器具卸向け販売管理ソリューション」は、多種多様な部品を組み合わせて提供する機械器具卸において、受注から仕入れ、出荷、入金までの業務をワンストップで進められるようサポート。

受注した機械器具の部品は、在庫および入荷予定リストから自動で引き当てされるため、営業担当者は入荷予定を把握し、顧客に正確な予定納期をすぐに回答することができる。

また、債権と入金明細をひも付けたり、倉庫管理システムとの連携によって機械のバーコード読み取りによる出荷を処理したり、受注から入金までの一連の業務のシームレスなデータ連携を実現する。

バックオフィス業務の効率向上を図り、受注から出荷までのリードタイム短縮や顧客満足度の向上を図ることが可能とみている。


(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)

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