次世代船舶開発プロジェクト、「アンモニア燃料船」など4テーマごとに参加企業選定

次世代船舶開発プロジェクト、「アンモニア燃料船」など4テーマごとに参加企業選定

政府の「グリーンイノベーション基金」公募

国土交通省は10月26日、政府が2050年までに国内の温室効果ガス排出を実質的にゼロとする「カーボンニュートラル」達成を目指す方針を示したのに伴い、環境負荷低減技術の開発を促すため設立した「グリーンイノベーション基金」の中の次世代船舶開発プロジェクトについて、民間から応募があったうち、4つの具体的なテーマについて実施する企業を選定したと発表した。

テーマごとの選定企業は以下の通り。

①「舶用水素エンジンおよびMHFS(舶用水素燃料タンクと燃料供給システム)の開発
川崎重工業、ヤンマーパワーテクノロジー、ジャパンエンジンコーポレーション

②「アンモニア燃料国産エンジン搭載船舶の開発」
日本郵船、日本シップヤード、ジャパンエンジンコーポレーション、IHI原動機

③「アンモニア燃料船開発と社会実装の一体型プロジェクト」
伊藤忠商事、日本シップヤード、三井E&Sマシナリー、川崎汽船、NSユナイテッド海運

④「触媒とエンジン改良によるLNG燃料船からのメタンスリップ削減技術の開発」
日立造船、ヤンマーパワーテクノロジー、商船三井

(藤原秀行)

プロジェクトの概要はコチラから(国交省ウェブサイト)

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