福岡運輸が1月に自社開発のバース予約管理システムを稼働開始

福岡運輸が1月に自社開発のバース予約管理システムを稼働開始

並行して車両管理システムをグループ企業にも運用拡大

 冷凍・冷蔵輸送を手掛ける福岡運輸(福岡市)は12月19日、自社開発のバース予約システムを来年1月から本格稼働させるとともに、現在運用中の車両管理システムをグループ企業にも拡大すると発表した。

 前者はトラックドライバーの待機時間解消、後者は車両に関する情報を一元管理することで整備基準を統一化。物流効率と輸送品質の向上を図る。

 「バース予約・受付システム」は予約機能、受け付け機能、バース自動割り当て、乗務員通知・誘導の4機能で構成。これらを用途・状況に応じて自由に組み合わせて使用できる。乗務員の携帯電話やスマートフォンから受け付けできるほか、専用URLにより専用アプリケーションのダウンロードは不要。バースごとに割り当て条件を設定してシステムが呼び出し車両を自動判定する。状況に合わせた即時呼び出し・適用、任意車両の優先呼び出しが可能な拡張性とSNSによる確実な通知、遠隔地でも進捗状況をリアルタイムで確認できるのも特徴。

 年明けより基幹拠点の東京支店(川崎市)、福岡支店(佐賀県基山町)で先行稼働させ順次拡大していく予定。今後は輸送システムや倉庫システム、動態管理システムとの機能連携を推進し、貨物の集荷から納品に至る全工程を可視化することでシームレスな管理体制の構築を目指す。

 一方の「車輌管理システム」は自社開発により2017年4月から運用しているが、グループ企業は各社で管理方法が異なり情報・業務の個別化・属人化が課題となっていた。同システムをグループ全体に広めることで、車両情報の共有やメンテナンスの適正化、法令順守の徹底、車両の移動・点検・修理・事故・走行距離・燃費などのデータを蓄積。企業を横断した包括的な車両情報の管理や点検整備予測の精度向上を見込む。

 引き続き管理対象企業の拡大を進めながら整備データや稼働データをAI(人工知能)と組み合わせ、車両の点検・整備予測ならびに代替計画など活用の幅を広げていく方針だ。

(鳥羽俊一)


福岡運輸ニュースリリースより

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