ビジネス書評・本棚からひとつかみ『うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間』

ビジネス書評・本棚からひとつかみ『うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間』

(先崎 学著、文藝春秋)

 多忙な日々を過ごす人気ベテラン棋士がある日突然、うつ病に襲われた。回復し現場復帰するまでの約1年間を克明に振り返った闘病記。精神科医の実兄ら家族や仲間・後輩に支えられ、初歩的な詰め将棋さえ解けなくなるほどの苦境から徐々に立ち直っていく。深刻一辺倒ではなくユーモアも交じる不思議な空気感が印象深い。「うつ病は必ず治る。自ら死んではいけない」。苦境の末に絞り出した著者の思いが、同じ病に悩む人たちの心に届くことを祈る。(1250円)

(藤原秀行)

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