東証、トラックなど車両運行業務最適化サービス手掛けるフレクトのマザーズ上場承認

東証、トラックなど車両運行業務最適化サービス手掛けるフレクトのマザーズ上場承認

12月10日付

東京証券取引所は11月4日、トラックなどの車両運行業務最適化サービス「Cariot(キャリオット)」を手掛けるフレクト(東京都千代田区内幸町)のマザーズ上場を承認したと発表した。上場は12月10日付。

同社は2005年設立。顧客企業の業務DX化を包括的に支援する「クラウドインテグレーションサービス」を展開、21年3月期の売上高は22億7400万円、売上総利益率は43・0%に達した。

 
 

16年には利用した分だけ料金を支払うSaaS(Software as a Service)形式でCariotの提供を開始。配送などに用いる車両の位置や目的地への到着予定時間を可視化し、顧客からの問い合わせへの対応の負荷軽減などを実現している。Cariotからの年間経常収益(月間ベースの数値を年間に換算したもの)は21年7~9月期の実績を基にすると2億6100万円に上っている。

21年3月期の単独売上高は25億5961万円、経常損益は1億8628万円の赤字だった。

(藤原秀行)

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