泰日工業大学の在学生対象、関心持つ契機に
クラウド型WMS(倉庫管理システム)を手掛けるロジザードは11月8日、タイの物流関連人材育成に貢献するため、バンコクの泰日工業大学の在学生を対象に、物流に関するアプリ開発コンテストを開催すると発表した。
著しい発展を遂げるASEAN諸国の中で地理的にも中央に位置し、物流の主要ルートを占める経済回廊のハブとなるタイは、物流業界でも非常に注目を集めている国の一つ。
ロジザードは、これまでにも東南アジアに展開する日系企業を在庫管理の側面で支援するためにクラウドWMS「LogizardZERO(ロジザードZEROの海外版)」を提供。タイでの需要の高まりに応えて2018年10月にはタイ語対応を開始した。
今回、製造業やIT産業に適応した人材育成に定評のある泰日工業大学に、若い学生が今後さらに成長が見込まれる物流分野に関心を持ってもらうきっかけを提供したいとの狙いからコンテスト開催を決めた。
開催に当たっては、同社のタイ国内における現地代理店を務め、タイに進出した日系企業を20年以上にわたってIT面で支えてきたM.SOFT が全面的に協力している。
※以下、プレスリリースより引用(一部、編集部で修正)
開発コンテスト概要
今回のアプリ開発コンテストでは、普段生活する上ではあまり意識しない「物流」について改めて考える機会を与え、身の回りにある「物流」の課題に着目し、それらを改善するアイディアをアプリという形で実現してもらう。
コンテスト名 : Logistic Intelligence Application Contest
テーマ : 物流に関わる課題を解決するアプリケーション
開催期間 :
エントリー期間 : 2021年11月8日~11月23日
オリエンテーション開催日 : 2021年11月24日
最終報告・結果発表日 : 2022年3月16日
応募資格 : 泰日工業大学に在学中の学生の個人またはチーム
審査方法 : アプリケーション開発および物流に関わるプロフェッショナルによる審査
表彰内容 : 最優秀賞 1組 / 優秀賞 2組
主催 : 泰日工業大学(Thai-Nichi Institute of Technology)
協賛 : ロジザード株式会社、M.SOFT (Thailand) Co., Ltd.
同コンテストの途中経過と審査結果は泰日工業大学およびロジザードのウェブサイトで随時公開していく予定。
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)