ニッセイが開発、ダイワコーポレーション運営施設に入居
日本郵便と楽天グループは11月10日、両社の合弁会社「JP楽天ロジスティクス」が、神奈川県大和市で新たな物流拠点「Rakuten Fulfillment Center Chuorinkan(楽天フルフィルメントセンター中央林間)」を稼働させたと発表した。
新拠点は日本生命保険が「ニッセイロジスティクスセンター横浜町田」として開発し、ダイワコーポレーションが1都借りの上、横浜町田営業所として運営している物流施設内に入居。楽天市場に出店している事業者向けの総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」の業務を担当する。
楽天スーパーロジスティクス用の物流拠点は千葉県の市川、流山、習志野の各市と大阪府枚方市、兵庫県尼崎市に構えている。神奈川にも新設して機能を増強し、取り扱い物量の拡大に備える。
施設は地上5階建て、延べ床面積は約9万5000平方メートル。JP楽天ロジは4割強の約4万2000平方メートルを利用する。
新センターが入居する物流施設外観(日本生命など提供)
(藤原秀行)