4温度帯対応で22年10月予定、初の自社設備に
アサヒロジスティクスは12月1日、新潟県長岡市で新たな物流拠点「長岡共配センター」を2022年10月に開設すると発表した。
鉄骨造で地上2階建て、延べ床面積は8967平方メートルを計画。冷蔵、冷凍、常温、米飯庫の4温度帯に対応する予定。
新潟県内では2013年9月に関東圏外へ初進出となる新潟物流センター、14年には新潟営業所をともに長岡市で開設。グループ会社のフレッシュ・ロジスティックの3拠点を含めるとアサヒロジスティクスグループでは現在5拠点が新潟県内の食品物流に携わっている。
新拠点は、現行の中期経営ビジョンで掲げている「東日本を『面』でカバーする幅広く盤石なインフラの確立」の実現に向け開設する。新潟県内ではこれまで、全てが顧客の建物内に入っていたり、特定の顧客用だったりしてきた。新拠点は新潟県内で初めての自社設備の共配センターにする予定。
新拠点開設で関東・仙台の共配センター7拠点、22年5月に開設予定の盛岡共配センターを含めた計9カ所の共配センターをつなぐ共配網を構築、東日本全域を自社でカバーできる体制を充実させていく予定。
(藤原秀行)※写真はアサヒロジスティクス提供