遠州トラック、物流拠点にプラスオートメーションのRaaS活用しロボット導入

遠州トラック、物流拠点にプラスオートメーションのRaaS活用しロボット導入

食品卸向け夜間TC、手作業解消

プラスオートメーションは4月6日、遠州トラックが展開している食品卸向けの夜間TC拠点に、仕分けロボット「t-Sort cb15」(可搬重量15キログラムタイプ)を月額・定額制サブスクリプションサービス「RaaS」(Robotics as a Service)で提供を開始したと発表した。

同拠点は従来、夜間帯にベテラン作業者を募り、入庫した重量物商品を、商品の文字列を参考にしながら卸事業者別に手作業で仕分け、翌早朝に配送していた。その結果、夜間帯の人手不足とベテラン作業者の確保難、作業者への身体的負担といった課題を抱えていた。

RaaSを活用し、荷物量の変動へ柔軟に対応しながら業務を省人化できるようにする。

今回はプラスオートメーションが手掛けている独自のロボット運用システム「+Hub」を通じ、OCR(光学文字認識)スキャナーと連携させ、ロボットが商品の文字列を自動認識できるようにして誤仕分けゼロを実現した。​

RaaSの特徴

(いずれもプラスオートメーション提供)

(藤原秀行)

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