欧州からの輸入が国際物流混乱で遅延
ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」を展開するアレフ(札幌市)は12月29日、一部店舗でフライドポテトの販売を12月24日から2022年1月12日まで一時休止していると発表した。
欧州から輸入しているポテトが、新型コロナウイルスの感染拡大による国際物流の混乱と港湾の混雑悪化で船の入港が大幅に遅延していることが響く。
全国の132店舗で実施しており、「びっくりフライドポテト」「ザンギ&ポテト」「スパイシーポテト」「チーズソースポテト」「キッズポテト」の5種類。「ドンキー満喫セット」選択アラカルトの「びっくりフライドポテト」も対象。テイクアウト、宅配も販売休止している。
22年1月5日に販売開始を予定している「ビールセット」の選択「ミニフライドポテト」も含まれる。
外食業界では日本マクドナルドも北米から輸入しているポテトが物流網混乱で12月24~30日にM、Lサイズのポテトの販売をストップした。国際物流の影響が広がっている。
(藤原秀行)