ブラザー工業、名古屋・港工場隣接地に1.2万㎡の新倉庫完成

ブラザー工業、名古屋・港工場隣接地に1.2万㎡の新倉庫完成

製品や部品の保管需要増加に対応、作業効率化実現

ブラザー工業は1月18日、名古屋市港区で建設を進めていた新倉庫「港第1倉庫」が完成、稼働を開始したと発表した。

延べ床面積は1万1861平方メートルの2階建てで、総建設費は約20億円。ブラザーグループの産業用領域を中心としたビジネス拡大に伴い、製品や部品などの保管需要増加が今後見込まれるため、同社港工場隣接地に新倉庫を建てた。

新倉庫は荷物の積み降ろし作業を容易に行えるよう、トラックの荷台の高さに合わせたプラットフォームを備え、作業の効率化を実現。さらに、名古屋港のコンテナヤードや、名古屋高速の出入り口に近い好立地を生かして物流効率を高め、物流費用とCO2排出の削減に貢献する。

港湾地区に位置し地盤が低いため、BCP対策として建物の床面を津波の想定高さよりも80センチメートル上部に設置している。

今後は、倉庫の屋根部分に太陽光パネルを設置し、施設稼働に必要な電力の一部を再生可能エネルギーで賄う予定。

※以下、プレスリリースより引用(一部、編集部で修正)

港第1倉庫の概要

所在地:名古屋市港区港明1丁目1015-3
施設用途:営業倉庫(製品、部品等の保管)
建物規模:鉄骨造 地上2階建て
敷地面積:12,505㎡
建築面積:6,402㎡
延べ床面積:11,861㎡
着工:2021年1月
竣工:2021年11月

(画像はブラザー工業提供)
(ロジビズ・オンライン編集部)

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